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産後うつは現代病じゃない!昔からあった「産後うつ」

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◆昔もあった 産後うつ

産後うつという言葉はなんだかここ最近になって良く聞かれるようになった感じがしますが、実は昔もあったのです。

 

「産後のひだちが悪い」・・・産後、体調が悪くなかなか起き上がれない
昔からある言葉です。
これは、今でいう、「産後うつ」の状態のことも含まれます。
現代のような核家族が少なかった時代からも、産後うつは存在していました。
こういう環境だからうつになる。といちがいに言えるものではありませんが、これまでの診察歴からすると、今のような背景・生活環境を持ち合わせた患者様が多いのが現状です。

 

 

うつ症状の発症の要因・背景

ホルモンバランスの変化等のほか、
育児に対する不安、

夫婦関係の悪化
育児に対する夫の無理解、夫が非協力的、
・・・妻は子供にばかり関心が行き、
夫は今まで自分に向いていた関心が向けられなくなったことにより、
尚更、夫は理解のない発言・行動をとる傾向に・・・その結果、妻子が孤立状態に。
~夫婦関係が円満でなくなり、結果、妻はうつ症状を発症するケースが多いです。
また、几帳面で、責任感の強い性格の方が多いと言われています。
年齢で見ると、比較的若いお母さんのほうが情緒混乱を起こしやすい傾向にあるようです。
年齢を重ね、人生の経験値の多い方のほうが、発症は少ないようです。
また、産後うつが増えている要因として、次のようなことも背景にあるようです。

古来、日本では結婚に至るまでに、
①お見合い(もしくは恋愛)をし、
②結納~結婚式までの準備期間を充分おいて
③結婚
④出産
と、結婚し、いざ出産となるまでに長い時間をかけていました。

・・・そのことは、物理的な準備期間だけではなく、結果、精神的な準備期間ともなっていたのです。
ところが、現在、「おめでた婚」がかなり増えたことから、結婚・出産までのプロセスが短く、自分自身では気づいていなかったとしても、
心の準備・整理がきちんとできないまま出産に至るケースが多いことが、産後うつの症状を発症する方が増えている要因になっているのではないかと考えられます。
だからと言って、「おめでた婚」だからうつになる。
また、「おめでた婚」じゃないからうつにならない。
と一概に言えるものではありません。

また、夫の両親等との同居世帯よりも、単独世帯のほうが、発症率が高い傾向にあるようです。
他者の協力が必要な育児期に、協力を得にくかったり、相談のしどころがないことが、かなりのストレスになると言えます。

 


取材協力:医療法人 田上診療所(精神科・内科・小児科)

〒959-1502 新潟県南蒲原郡田上町大字田上丙1225
TEL0256-57-5015
(国道403号線沿い・湯田上温泉入口付近)地図を見る

診療時間
月~金曜日 ・午前の部  9:00~12:00までの受付
・午後の部17:00~18:00までの受付
土曜日・9:00~12:00までの受付

~ひとつひとつ、丁寧にわかりやすく説明してくださったり、
とても物越しの柔らかい、優しい先生です。
七里先生、ご協力ありがとうございました。

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