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〜寺子屋ありがとう〜コラムvol.2-2011.4

寺子屋ありがとう
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新潟市では桜も散りはじめました。
本来なら長い冬を終え、躍動感あふれる春。
それなのに、なぜか私は春が少し苦手です。
心当たりはないのですが、春になにか辛いことでもあったのでしょうか。

つい張り切り過ぎて、怪我などしないように。
昂りがちな気持ちを抑えようとするプログラムが、人の心には組み込まれているそうです。
ですから、多少なら、最近沈みがちという方が自然な状態なのかも知れません。

今月からしばらく『自信』について書かせていただきます。
自信には二つの種類があることをご存知でしょうか?
根拠のない自信と、明確な理由があってこその自信です。

まずは根拠のない自信
なぜ?と聞かれると困るけど、どういうわけか自分のことが大好き。
そして、根拠のある自信
成績が良い、お金持ち、大きな会社いい学校に入っている。
なにか理由があってはじめて自分をヨシと思える自信です。

根拠のない自信を「自己肯定感」といいます。
理由があってこその自信を、、、自信といいます。
おかしいですね。
二つの種類の自信があって、その一つを自己肯定感、もう一つを自信という。
もう一つの方は、自信とは別の名前がありあそうなものです。

いろいろ調べてみました。
自尊心・自尊感情・自己愛など、それに当てはまる言葉もあるようです。
でも、心理学の学派や、また同じ学派でも述者により表現が異なります。
これは、根拠のない自信と、なにかの理由があっての自信が混同されているからでしょう。

この根拠のない自信、「自己肯定感」はどう育まれるのでしょう?
生まれた時に、
「かわいい!」 「生まれてくれてありがとう!」
そう生まれたことを祝福してもらったこと。
夜中に泣けば、おっぱいを飲ませてもらえる、おむつを替えてもらえる。
町を歩けば見ず知らずの大人から「かわいいですね」と声をかけてもらう。

自分は特別なにをしているわけでなくても、ただここにいるだけで、
みんなに大切にしてもらえている、喜んでもらえている。
生まれたばかりの子どもたちは、日常的にそう実感できる機会が溢れています。
こんな幼少期の経験が根拠のない自信、「自己肯定感」の源泉です。
この時に形成される、自分に対するものと、自分を取り巻く社会に対する前提ができてしまいます。
そして、その前提をもとに、子どもたちは社会をどんどん広げていくことになります。

同じような出会い、経験を重ねるにしても、自分は社会から祝福されていう前提なのか、それとも逆なのか。
自分と社会に対する前提が異なることで、同じ経験をしても、同じ人と出会っても、その意味、受け止め方は大きく違ってきます。
ですから、三つ子の魂百まで、特に幼少期の子育てが、その子の人生に大きな影響を与えるのでしょうね。

もちろん、自己肯定感は大人になってからも、育むこと、取り戻すことはできます。
次回はそのことについて書かせていただきますね。

お読みいただき、ありがとうございます。

※参考文献
「自己肯定感って、なんやろう?」 高垣 忠一郎著
「生きることと自己肯定感」 高垣 忠一郎著
「承認欲求」 太田 肇著

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