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〜寺子屋ありがとう〜 コラム vol.8 2011.10

寺子屋ありがとう
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日の暮れる時間が早くなりましたね。
冬の近さを感じさせる天候が続いていますが、風邪などひかれていませんか?
今年も残り2ヶ月。郵便局には年賀状も並んでいました。
今年こそは、早めに投函しようと思っています。

以前、人は物事に対してどういう前提でいるか。
その通りに物事が見えたり見えなかったり、その通りに受け止めてしまいがちだと書きました。

自分のことを幸せだと思われている方は、幸せに感じる出来事に気づきやすくなります。
また、一つ一つの出来事に対して、そのような受け止め方をしてしまいがちです。
「自分は幸せな人生を送っている」
そんな前提でいられる方はなによりですね。

ではそんな前提を持つにはどうしたらいいのでしょうか?
という質問をよく受けます。
前提を持つとは、物事に対してどういう印象を描いているかということです。
そんな印象はどうやったら持てるのでしょうか。

話は変わりまして、
私は若い頃、いくつかの格闘技を経験しました。
今も試合会場にお邪魔することがあります。
格闘技の試合といえば、鮮やかに相手を倒して勝敗を決めるというイメージがおありかと思いますが、実際には多くの試合は判定で勝敗が決まります。
ジャッジが競技ごとに定められた基準で、両選手の優劣を判断し勝敗を決めることになります。
同じパンチが当たっても、有効打とするかしないか、ジャッジによって差が出ることは珍しくありません。
審判する人の主観が含まれるからです。
試合中の両選手に対して、ジャッジがどういう印象を持つか。
それが勝ち負けに影響するということです。
ですから選手や指導者は、審判に好印象が残る試合運びをしようとします。

一つ質問です。
選手が戦っている時間が3分間とします。
人は均等にその試合の内容を印象として記憶しているでしょうか?
それとも、3分間の間のどこかに、特に印象に残りやすい時間帯があるでしょうか?
もしそんな時間帯があるのなら、どこの時間帯が一番印象に残るでしょうか。

答えは、最後の時間です。
テレビなどでボクシングの試合を見ると、昔からラウンドの最後に、「ラスト30(秒)!」 などという掛け声をかけています。
ここは力の入れ時、審判の印象が強く残るところだと、脳科学で解明される前から感覚的に分かっていたのでしょう。

きっと一日に対する印象も同じです。
その日に対してどんな印象を持つか。
一日を通じて全ての時間均等に印象として残るのではなく、特に一日の最後の時はその日一日の印象付けをする大きな意味を持つ時間です。

ですから、どうぞお子さんには、どんなに厳しく怒った日でも、むしろそんな日にこそ、満面の笑みで最高に優しい声で「おやすみなさい」と最後の挨拶をされては。
そうおすすめしています。
最後には優しい気持ちで向き合える。
この前提があるから、日常ではダメなものはダメと安心して厳しくお子さまに向き合えるのではないでしょうか。
といいつつも、怒った後で笑顔の挨拶。
これが難しいんですけどね。

先月、応援している選手が空手の世界王者になりました。
意識しないと、圧倒的な強さで優勝したような感があります。
改めてトーナメント表を見直すと、一試合一試合を振り返ると、薄氷を踏むような気持ちで戦っていたはずです。
それでも、最後の結果がその人に対する印象を決めてしまうようです。
確かに、今も圧倒的な強さで当然のように優勝したような錯覚が私の中にあります。

どんなに厳しいことがあった一日でも、今日の最後にはよい一日だったと思える。
それで明日もまたがんばれるのかもしれないですね。
一日の最後に、どんな気持ちで眠りにつきたいでしょうか。
いやなことがあってへこんだ一日であった時こそ、意識してみたいと思います。

今月も読んでいただきありがとうございました。

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